DJのように演奏する
RecしたLoop、Music、Mute、Mixer、FXを組み合わせると、音を足したり引いたりしながらリアルタイムに展開を作れます。
1. 演奏の土台を用意する
次のどちらかから始めます。
- ビートとRecしたLoopを使う
- Music Playerで曲を読み込み、サンプラーの合いの手を加える
2. Muteで音を足し引きする
PLAYまたはRECモードのFn2で、現在パートの記録済み演奏をMute / Unmuteします。
基本的な展開例です。
- ビートだけを鳴らす
- BassをUnmuteする
- サンプラーとChordを加える
- いったんBass以外をMuteする
- 全パートを戻す
Mute中も生演奏は鳴るため、記録演奏を止めて自分のパッド演奏へ置き換えられます。
3. Mixerの状態を4つ作る
FXモードでFn3 MIXを押します。各パートのパッドを短く押すとMute、押したまま下のダイヤルを回すと音量を変えられます。
P9〜P12には、4つのMix状態を保存できます。
例:
- Mix 1:ビートだけ
- Mix 2:ビート + Bass
- Mix 3:全パート
- Mix 4:Musicを小さく、LIVEを大きく
Mix Slotを使うと、複数パートを一度に切り替えられます。Loopを停止すると一時的なMixer音量は100%へ戻りますが、保存したMix Slotは残ります。
4. FXを短く使う
MixerからFn3でFX画面へ戻ります。
- 切り替え直前:P1〜P4 Repeat
- 音をこもらせてから戻す:P5 Filter
- リズムを細かく切る:P6 Gater
- 粗い音へ変える:P7 Crusher
- 余韻を残す:P8 Delay
- 速度を落として止める:P12 Tape Stop
右側面レバーを動かすと、最終ミックスを前後へ動かすScratchとして使えます。
5. MusicとLIVEを分けて加工する
Musicを読み込んでいるときは、FX Targetが次の2つになります。
- P9
LIVE:ビート、サンプラー、Bass、Melody、Chord - P10
MUSIC:Music Playerの曲
たとえばMUSICだけをFilterで細くし、その上でLIVEのサンプルを鳴らせます。両方のTargetを選ぶと、全体へFXをかけられます。
6. 演奏を残す
Musicを読み込んでいない演奏は、Performance RecordingでFXとScratchを含む最終出力をWAVへ保存できます。
Tip
変化を増やしすぎず、「Muteで減らす → 1つのFXを使う → 全パートを戻す」の3段階から始めると、展開が分かりやすくなります。